父の昔話

ゆるく生きる

こんばんは、るす子です。

 

さっき、父とお茶をしていて聞いた、驚いた話。
父の学生時代の学生服の話なのですが…。

父の実家は服の仕立て屋だったのですが、なんと、学生服は自分の家で作ったというのです。
しかも、やれサイドベンツをつけろだ、やれ丈はどうしろだ、と好きに注文をつけて作った、と。

?????
オーダーメイド学生服????
制服を改造するどころか、最初から違う仕様で作っている…???
わたしの知っている『制服の入手方法』と違う…。

 

詳しく聞いてみると、父の時代は、『立襟』『黒』『前ボタン』など、そんな感じの条件が揃っていればそれを『学生服』とみなしたそうな。
なるほどな~~~。
隣の中学校とはボタンのデザインがちょっと違う、とか、セーラーの線の数が違う、とか、そういうのはなかったとのこと。
なので、違う学校の知人のお下がりだろうが、なんなら母親の手作りだろうが、学生服の形をしていればOKだったそうです。

 

なんか、そもそもわたしの認識が違ったやつですねこれ。
学生服と制服をイコールで考えていたけど、そうではないってことよね。
学生服というスタイルというか、決められた形があって、それが満たされていればそれが学生服であり、学生は学校に通うために学生服を身につけていたってこと…よね…説明が下手だな。

なるほどな~~~~と。
父とはよく話す方だと思ってたんですが、この話は初めて聞きました。びっくり。

 

そもそも、既製服なんて売ってない時代だったんだから、と言われ、なんか、ほあ~~~ともなってしまった。まあ、そうか。そりゃそうか。
今はなんて便利な世の中なんだ。
お給料入ったからふらっと店に立ち寄って、洋服衝動買いしちゃう、みたいなことがない時代なんだな。
(衝動オーダーしちゃうことはあるかもしれないけど)

 

父は晩婚で、わたしは父が年をとってからの子供なので、正直、出てくる昔話の昔具合がけっこう深いんですよね。
適齢期で結婚した母(つまり年の差がけっこうある)は、生まれがど田舎すぎてそれはそれでびっくりする話を聞けたりしたんですけど。

ちょっとだけ、昔話をしたがる人の気持ちがわかってしまいました。
だって今と違いすぎるもんね。
今の便利さを当たり前だと思ってる人に、言ってやりたくなるときもそりゃあるわよ、と思っちゃった。

 

ちなみに、父は家を継がなかったけれど、洋服を作る技術は持っていて、わたしの大先輩。
たまにわたしの作品を見に来ては、「こういう処理か~~」みたいにふんふんして帰っていく。
ちょっとね、緊張する瞬間です。

 

 

今日はここまで。
それでは、またあした。

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