ものづくりと睡眠

ハンドメイド

こんばんは、るす子です。

 

今日は『睡眠』について書きたいと思います。
先日、『睡眠時間を削ってものづくりの時間を捻出するのはダメ』と書きました。
理由は、わたしがそれをやってきた数年、いいことがまるでなかったからです。

まだまだ体力があって若い人は、自分はまだ大丈夫だし~!と思うかもしれませんが、睡眠時間を削る生活を当たり前にしていると、それがルーティン化して抜けられなくなり、いろいろ不具合が出てきます。
まあ、大袈裟だなぁ…くらいに思いながら、読んでみてください。

 

 

寝ないとどうなる?

まず、わたしの体験したことを書きます。
専業作家になったのは約10年前ですが、始めたての頃は毎日楽しくて楽しくて、とにかくやる気に満ちていて寝る間も惜しんで作品づくりをしていました。今より10歳若かったから、もっと体力もあったしね。

毎日、製作だけに全力を注げるのが楽しくて、そのテンションと若さのおかげで乗り切れていただけなのを、「自分はショートスリーパーだ」って思いこんでました。
エナジードリンク飲みながら作業してる自分に酔ってた……うっ…思い出すと心がぎゅっとする……。

でも、そういう生活を数年続けていたら、なんかちょっとおかしくなってきたんですよ。
体調というよりは、なんか、脳みそがとろけてきた
特に、対面販売イベント直前の追い込み時期とか、やることに追われて全然寝ずに作業をしてる時なんかに、ふと、変な事考えたりするんです。

『親友からメールが来ないのは、きっとこの前遊んだ時にわたしが変な事を言ってしまって、嫌われたんだな』とか、
『むしろずっとわたしのことを嫌いだったのに、今まで無理して遊んでくれてたんだろうな、ちゃんと謝ろう』とか、
『こんな引きこもりの親戚がいて、みんな迷惑してるんだろうな』とか。

意味もなく、ただただ負の感情が沸いてきて、不安で悲しくてたまらなくなる。
こんなに作業に追われているけど、そうやって製作しているものだって誰にも見向きもされないかも。もう飽きられちゃったかも、続けていけないかも、って、ずぶずぶと落ちていく感じ。

 

でも、修羅場が終わってぐっすり寝た後には、「あれ?なんであんなこと考えちゃったんだろう」って我に返るんです。
親友からメールが来ないのは、「忙しいからイベント後に連絡する」ってわたしから言ってたり、そもそもこっちが返信してないだけだったり。
勢いだけで真夜中に意味不明な謝罪メールを送り付けなくてよかった…って何度思ったことか。

親戚に関しても、普段は何を言われても思われててもノーダメージなのに、疲弊しきってるときには突然不安になったりして。
本当に、なんでこんなことを考えちゃったんだろう?ってことばかり、寝てないときには考えちゃうんですよ。

 

 

睡眠が足りてないときの不安は通常時の10000倍増し

人間、疲れているとき、寝ていないとき、とにかく心身共に元気のないときに不安なことを考え出すと本当にドツボです。
ただただ落ちていくばかりで自力で這い上がれないのに、それでも不安なことを次々に考えちゃう負のループ。

疲れているんだから眠ればいいのに、でも、不安で眠れない。
寝たら作業が止まっちゃうから、間に合わないんじゃないか、寝たら後悔するんじゃないか、そうやって考えてしまって、今にも寝落ちそうなくらい疲れてるのに作業を止められない。

 

かと思えば、わざわざ不安になることをネットで検索したりし始める。本当に、寝ろ。
『一軒家 孤独死』とか、『年齢 貯金額』とか、『猫 寿命』とか、『親知らず 手術』とか。
全部ぞわぞわするワードでしょ……こんなの心身ともに疲弊しきってるときにわざわざ検索するワードじゃないんですよ。
しかも忙しくてやることがあるから寝る暇がないって言ってるのに、わざわざそんな暗い気持ちにしかならないワードを検索してタイムロスして、作業もせず何やってんだろうってまた焦ったり。

 

こんな状態のときに、お金の心配をするのもダメです。
いい方向に考えられるわけがない。寝て。とにかく寝て。

 

 

寝る→正気度が回復する

CoCみたいな書き方をしてしまいましたが、わたしの運が良かったところは、めちゃくちゃ忙しい納期を越えればそこから少し暇を作れるところ。

その時は本当にたくさん寝て、猫とのんびりして、積んでたゲームをしたりする。
そうすると、とろけちゃった脳が固まって(?)、わざわざ不安な事を考えたり、謎の負の妄想をしなくなることに気付いたんですよね。気付けて良かった。
体を壊す前に気付けたのも本当にラッキーだった。たぶん、食生活もガタガタだったら体も壊していたんじゃないかと思います。

 

で、とりあえず寝ないで作業するのをやめました。すっぱりやめた。
疲れたら寝る!毎日どれだけ忙しくても6時間は寝る!って決めました。

 

それから、いつも負の妄想に登場させて勝手に『嫌ったことにされてる』親友にも話しました。
聞いてくれよ、わたし、忙しいとき勝手にあなたに嫌われて縁切られてるんだよ!妄想で何度も何度も!って。脳みそとろけて勝手に嫌われて勝手に傷ついて謎に謝ろうとしてたんだよ笑ってくれよ~~って。
親友は笑わなかったけど、そんなことあるのか…ってびっくりしてました。そりゃそうだ。わたしもびっくりだよ。
それ以来、親友はわたしが忙しい時にはいつも『脳トロしてないか~~?』って連絡くれるようになりました。は~~~だいすき。

 

ちなみにこれ、気付いたのは3年くらい前です。割と最近だな…。だから、専業になって7年くらいは睡眠を削って仕事してたわけですね。
ただし、エナジードリンクだけは5~6年くらい前から飲むのをやめてました。
…あれ、元気の前借りって感じで、なんか反動がすごくて…。「あ、なんか効果切れたかも…」って感じた後の体の重さが半端じゃなかったんですよね。これはいつか死ぬ、と思って早い内にやめてました。これも良かったのかも。

 

睡眠が増えたらどうなった?

忙しい時でもちゃんと寝るようになったらどうなったか。
逆に効率よく仕事できるようになりました。

え~~~~~~。なんだったのわたしの寝る間を削ってた約7年間~~~~~~~!!

でも、本当なんですよ。寝てる時間が増えてる分、作業時間は減ってるはずなのに、結果的に仕上がってくる作品の数が増えた。
アイデアも浮かびやすくなったし、作品に対する考え方にも柔軟性が出てきた気がします。

寝ずに疲れ切ってるときは、『絶対これじゃなきゃダメ!!』っていうこだわりがいつもより増していて、自分で自分を苦しめてることが多かったんですが、疲れていないときには、『ここは変えてみても面白いかも~』って、違う可能性を考えられるようになった。
良いことだらけ……睡眠ってすごい。

 

そう、結局わたし、『ただ起きてただけ』なんですよね。
『今寝たら作品が出来上がらない』っていう不安から逃げたくて無駄に起きてただけ。意味なかった。
すぱっと寝て、回復して、しゃきっと仕事した方が良かったんですよ。その方が効率もいいし、脳みそもとろけないし、不安なワードもググらないし。

そして今は『寝た方がいい仕事ができる』という考えに変わったので、どんなに忙しくても安心してすやすや寝ています。
むしろ忙しい時の方が寝ちゃってるかも。…2時間おきに猫がかまって欲しくて起こしに来るけど。

 

まとめ

寝ましょう。
シンプルに、これ。

睡眠が大切、なんて色々な場所で散々言われてることだと思いますが、自分が体験すると本当にそうだとしみじみ思います。
特に、長く続けたいなら健康管理は大事。寝ずに仕事して脳みそ溶かして、体も壊してしまったら元も子もないです。
寝ずに頑張ってきた以上に時間もお金も失います。仕事が止まったら信用も失うことになりかねない。寝よう。

あと純粋にね、体が持たなくなってきた。もう徹夜なんてできないんだ……年齢を……衰えを感じる…よぼよぼだ~~

 

昔は勿体ないと思ってた睡眠も、今は大好きです。寝るのって最高に気持ちいい。もうむしろずっと寝てたい。猫と。
睡眠足りてない自覚がある人、心身共に疲れきっている人、なんだか最近不安なことばかり考えてしまう人、寝てみましょう。いいことあるかも。
思い切って寝てしまいましょう。気持ちが良くて、元気がでますよ。

今日はここまで。
それではまたあした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました